- 2020/12/06
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COLUMN
コラムこんにちは!
名古屋市中区栄の美容室”SUPRAM(スープラム)”のデザイナーの真島です。
美容室に行って、イメチェンするとき、
パーマとカラーが一緒にできたらいいですよね。
何度も美容室に行くのも手間だし、
一度にできたら楽ですよね。
でもそんなとき、パーマとカラーって一緒にしても大丈夫なのかな??
本当は期間を空けた方がいいのかな??
と、いろいろな疑問が湧いてきますよね。
SUPRAMでは、カット、パーマ専門のデザイナーと、カラー専門のカラーリストが在籍しています。
そんなプロフェッショナルたちが
我々の知識を駆使して、
そんな疑問を今回はいろいろと解決していきたいと思います。
目次
あります!
パーマとカラーを同じ日にしてしまうと、ダメージや、髪への負担が心配。。
という方も多いと思います。
でも実はダメージだけが問題ではないのです。実は「薬事法」という日本の法律によって、パーマとカラーの同日施術は禁止されているのです!
パーマや、カラーで使用する薬剤のほとんどが、「医薬部外品」であり、この医薬部外品を組み合わせて使用することは禁止されています。
そのため、パーマとカラーは時間をあけて行った方がよいと言えます。
パーマとカラーはそれぞれの施術で、髪にダメージを与えています。
髪の形、髪の色を変化させるには強い化学反応がおきているため、当然同時に行うとその分ダメージが大きくなるのです。
髪の毛はもともと弱酸性なのですが、パーマや、カラーで使用する薬剤はアルカリ性の薬剤です。それを使用することにより、髪はアルカリ性に傾き、キューティクルが開いて髪の毛の中の栄養分なども落ちやすくなります。
パーマ、カラー単体だけならまだしも、同時に施術するということはそれだけ髪の毛への負担も大きくなるのです。
基本的に3日〜7日の期間を空けて施術を受けましょう。
また、パーマ、カラーの施術を行う場合は、「パーマ」から行う方が好ましいです。
先にカラーをしてしまうと、パーマをかけた時に、薬剤の反応によって色落ちしてしまうためです。
パーマを先にして、カラーをする場合は色落ちの心配もありませんし、それでパーマがとれてしまうこともありません。
基本的に3日〜7日の期間を空けて施術をうけましょう。
という方!
遠方から足を運んでくださるお客様や、当日時間のない方もいますよね。
そういう方も絶対ダメなのか??
というと実はそうでもありません。
パーマ剤には、先程の「医薬部外品」の他に、
「化粧品」に分類されているパーマ剤もあり、こちらを使用する場合はカラーと同日に施術することが可能なのです。
デジタルパーマや、縮毛矯正も同様に、
「化粧品」に定められている薬剤もありますので、一度サロンに問い合わせてみるのも良いと思います。
パーマや、カラー、あるいは両方を施術した日の夜はシャンプーしないことをオススメします。パーマや、カラーの薬剤は24時間かけて ゆっくりと髪の内部へ定着していきます。
その日のうちにシャンプーしてしまうことによって、キューティクルが開き、髪内部の薬剤が流れでていってしまうのです。
それにより、パーマだとすぐにカールがだれてしまったり、カラーではせっかくのかわいい色が落ちてしまうのです。そのため、施術当日はシャンプーを控えて、次の日以降をオススメしています。
また、ダメージを受けた髪は、通常よりも乾燥している状態ですので、ドライヤーの当て過ぎや、生乾きにも注意が必要です。
施術後一週間は、トリートメントなどを使用して、髪をいたわってあげましょう。
あとは、洗い流さないトリートメントなどを使用して、乾燥を防ぐことも大切です。
実はシャンプーにも良し悪しがあります。
ちょこっとお話しましょう!
そもそもシャンプー剤の成分って何が入っているか知ってますか??
シャンプーは実に80%が水と界面活性剤でできているのですが、
この「界面活性剤」がシャンプーの良し悪しを決めているのです!
そもそも、界面活性剤には、水と油分をくっつけるという役割があります。
そうすることで、頭皮の汚れや、スタイリング剤、ほこりなどをからめとってくれるんです。
では、なぜ界面活性剤がシャンプー選びの最重要ポイントなのでしょうか?
それは、界面活性剤が私たちの髪や頭皮に最も影響を与える成分だからです!
皮脂や汚れを洗い流すためにはある程度の洗浄力が必要ですが、
界面活性剤の洗浄力が強ければ強いほど頭皮や髪のダメージが大きくなりますし、
逆に洗浄力が弱ければ頭皮の皮脂や汚れが落ちにくくなるんです。
シャンプーを選ぶ際には、まず界面活性剤に関する成分表示を確認しましょう!
さらに言えば、界面活性剤の成分を確認することによって
肌質や髪質に合ったシャンプーを探すことが可能なのです。
パーマや、カラーは基本的に薬剤を使用する技術になるので、ある程度時間がかかります。
それぞれどのくらいの時間がかかるのかみてみましょう。
パーマにはいくつか種類があり、
一般的なコールドパーマ、熱を利用するデジタルパーマなどがあります。
コールドパーマの場合は、
《シャンプー》
→《ワインディング》
→《1液塗布》
→《放置時間》
→《中間水洗》
→《2液塗布》
→《お流し》
→《スタイリング》
とおおまかな流れになります。
トータルで、1時間半程の時間を要します。
デジタルパーマの場合は、
途中で温める工程がプラスされるので、
通常の工程にプラス20分〜30分程です。
カラーは一色染めであれば、
《カラー剤塗布》
→《放置時間》
→《シャンプー》
→《スタイリング》になります。
1時間〜1時間半程度です。
ハイライトを入れたり、ブリーチをする場合はもう少し時間がかかります。
なので、パーマとカラーを同時にする場合は時間も多めに見た方がよいです。
どちらかの場合でも、
同時にする場合もおおよその目安を担当スタイリストに確認しておきましょう。
透明感もあって、色が鮮やかに見えるカラーは基本的にブリーチをしていることが多いです。
ブリーチとパーマの相性ってどうなのかな??
答え:本当はしない方がいいです!
ブリーチは髪のメラニンを壊して、明るさを出していきます。
そのため、髪への負担は計り知れません。。
ブリーチをした髪にパーマをかけるのは非常に危険です。
最悪の場合、”ビビり毛”といって、
髪が断毛してしまったり、チリチリになってしまう恐れがあります。
この状態になってしまうと、髪は元に戻ることはありません。
切るしかないのです!!!
そうならないためにも、
ブリーチをしたらパーマはしない!
と肝に銘じておいてくださいね。
ただ、パーマをしてブリーチをした場合は、まだ上手くいく可能性があります。
しかし、ブリーチによってキューティクルを開いてしまうため、パーマが必要以上にダレてしまう可能性もあります。
ゆるめのパーマをする場合は、
パーマが完全にとれてしまうこともあるため、注意が必要です。
ハイライトも同様に、ブリーチ剤を使っていることが多いため、控えた方が無難です。
どうしてもやりたい場合は、髪の状態をしっかりと美容師さんと相談して決めてくださいね。
パーマをかける際や、
カラーをする際、
気になるのは髪への痛み、
ダメージですよね。
もちろん両方とも薬剤を使用するので、
痛みはゼロではありません。
◾︎パーマの場合、コールドパーマとデジタルパーマでは使用する薬剤が異なります。
コールドパーマでもいくつかの種類の薬剤があり、
お客様の髪の状態や、
なりたいイメージに合わせて薬剤を選定しています。
パーマを強くかけたい場合も、
髪の状態によって、
薬剤のパワーを抑えて、
細めのロッドでかける場合や、
薬剤のパワーを強くして、
大きめのロッドでかける場合もあり、
お客様の髪の状態を第一に考えて、
最適な薬剤選定をしています。
人によっては髪の太さや、
今までの髪の履歴から、
パーマがかかりやすい、
かかりにくいといった場合もあるため、
以前そういったことを
言われたことがある方は、
担当スタイリストにあらかじめ伝えておくとよいでしょう。
◾︎カラーの場合も同様に、
髪の状態や、
ブリーチや黒染めの有無など、
今までの履歴によって薬剤を変えています。
また、明るくする場合、
暗くする場合でも髪への負担も違います。
明るくする場合は、
髪のメラニン色素を壊して色を入れていくため、
ある程度強いパワーの薬剤を使用するのに対して、
暗くする場合は、メラニン色素をそこまで壊さなくてもよいため、
薬剤のパワーも下がる場合があります。
パーマ、カラー、どちらをするにせよ、
以前の髪の状態というのは非常に重要な要素になるため、
しっかりとカウンセリングさせていただいたのち、施術させていただきます。
SUPRAMではカットをするデザイナーとカラーをするカラーリストの分業制をとっております。
そのため、
パーマ、カラーそれぞれで担当が異なります。
料金は、
パーマ7 ,700円〜(税込)
デジタルパーマ16,500円〜(税込)
カラー7,700円〜(税込)
パーマはご希望のヘアスタイルや、
巻くロッドの数、
カラーはご希望のヘアカラーによって多少値段も前後いたします。
施術の際はしっかり料金説明までさせていただきますので、是非ご相談ください。
以前まではデジタルパーマとカラーの相性はあまりよくありませんでしたが、
今は機械や、
薬剤の性能があがったことにより、
時間も大幅に短縮されました!
通常、
デジタルパーマは1剤と2剤を使用するのですが、
パーマとカラーを同時に施術する際、
どうしても2剤をつけたあと、
お流しする必要がありました。
現在ではこのパーマの2剤の役割をカラー剤自体が担ってくれるので、
【ロッドアウト→2剤塗布→流す→ドライ→カラー塗布】
の工程だったのを、
【ロッドアウト→カラー塗布】という工程で終わることができるようになっため、
30分〜1時間程、
時間を短縮することが可能になりました。
それにより、
お客様の滞在時間も短くなり、
満足度も上がっております。
カット+パーマで約2時間、
カット+パーマ+カラーで約3時間弱、
カット+デジタルパーマで約2時間半、
カット+デジタルパーマ+カラーで約3時間〜3時間半が目安となっております。
ご予約される際は是非、時間に余裕をもってお越し下さい!
いかがでしたでしょうか??
パーマとカラーも、
薬剤によっては同日に施術することも可能です。
ただし、髪の状態や、
仕上がりイメージによっては、
期間をあけた方が髪にはいいので、
美容師さんと相談して決めてください。
まず知っておいていただきたいのは、
パーマ、カラーどちらも髪の毛には負担になるということ。
それを踏まえた上で、
本当にどちらもやりたいのかを相談してください!
髪の毛のケアも今まで以上に大切になってきますので、こまめにお手入れをしてあげてくださいね!
イメチェンすると気分も上がりますので、
素敵なヘアスタイルを共に作っていきましょう!
今なら新規のお客様限定で、パーマもカラーも20%オフで体験できます!!!
パーマ7,700円→6,160円(税込)
デジタルパーマ16,500円→13,200円(税込)
カラー7,700円→6,160円(税込)
*お電話でご予約のお客様は、「コラムを見た」と伝えていただくとスムーズです!
さぁ、イメチェンするなら今です!!