- 2020/12/06
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COLUMN
コラムみなさんこんにちは!
名古屋栄の美容室SUPRAMの橋口です。
突然ですがみなさん!シャンプーはサロンで購入した物をお使いですか?
ドラックストアやコンビニ、今やどこでも購入できて種類も豊富なシャンプーですが、そもそも何が違うのか、自分に合ったシャンプーって何なのか…
そんなお悩みを解消して自分に合ったシャンプーを今日から使えるように紹介していきます!
目次
市販のシャンプー、ヘアケア剤は幅広い方に対して同じような仕上がりになるよう設計されているため、自身で自分に最適な商品を探すのが難しいです。
一方で美容室で扱っているシャンプー、ヘアケア剤は、様々な髪質やダメージ状態、自身の悩みやなりたい仕上がりに応じて商品を細分化しています。
ですので、プロの美容師が毛髪の状態や求める質感に合わせて的確に選択することで、その効果をしっかりと得ることができます。
季節、環境などにより毛髪の状態も常に変化します。
その時々の状況や髪質の変化を捕らえシャンプー、ヘアケア剤の使い分け、切り替えも必要なのです。
シャンプー剤には洗浄成分である〝界面活性剤〟というものが配合されています。
毛髪や頭皮の汚れは油の性質を持つものが多く、お湯で洗うだけではなかなか落ちません。
それらを界面活性剤がくるめとってくれるというのがシャンプー剤の特徴になります。
シャンプー剤に使用される代表的な界面活性剤は、
洗浄力が高く、泡立ちも良いが②のアミノ酸系よりはやや刺激が強い
アミノ酸由来で低刺激性。
適度な洗浄力と泡立ちを持つ。
アルカリと酸性とがありアルカリ系は洗浄力があるが、皮膚への刺激性がある。
カルシウムイオンと結合し毛髪のゴワツキの原因になる。
酸性系は弱酸性なので刺激は緩和されているがアルカリ系に類似している。
低刺激性で、特に目に対する刺激が低くベビーシャンプーなどにも使用される。
そもそもシャンプー剤に使われているシリコンはみなさんの思っている物とは根本的に違います。ヘアケア商品に使われるのは〝シリコーン〟であり〝シリコン〟とは異なります。
シリコンは半導体などに使われる金属ケイ素のことで、シリコーンは安定で安全性の高い素材として、調理道具、食品添加物などに使われているものです。
ヘアケア、化粧品用に開発されたシリコーンは、必要以上に毛髪に蓄積したり、毛穴に詰まったりすることはありません。なので特にノンシリコンがいいと世間的に話題になりシリコーンが悪いという認識に至っただけなのです。
シリコーンには毛髪にツヤを与える、手触りをよくする、外的要因(ちりやほこり、スタイリング剤等)から保護してくれるといった効果があります。
カラーやパーマによって髪に負担がかかり保護する力がなくなっていたりする場合はむしろシリコーンで取り戻すことができます。しかし、バージン毛で素髪に近い方でもともとハリ・コシがある方には必要ないかもしれません。上手に使えばどちらもよいものです。
まずは大前提ご自身のなりたい仕上がりのイメージが大事です!
さらさらでつやつやなのかしっとりまとまりなのか、ハリコシなのか…
カラーしてるのか、パーマしているのかでもまた大きく変わってきます!
アミノ酸系とくにシルクが名前につくようなものはよりきめ細かく軽いのでさらさらに仕上がります!
こちらもやはりアミノ酸系ですがより水分を含む成分が多い方がよいです。
ヒアルロン酸、セラミドなどです。
ケラチン、シスチンといった毛髪内部に働きかけ髪をしっかりさせてくれるものがよいです!
加水分解ケラチンも良いです!
カラー毛やパーマ毛はアルカリ性に傾いており、とても不安定な状態です。
pHコントロールできる成分が入っているものが良いです!
クエン酸、リンゴ酸などがそれにあたります。
いかがでしたでしょうか。
まずは自分の今の状態を美容師さんにしっかりと教えてもらい、尚且つご自身のなりたい仕上がり・イメージにより1番近いシャンプーで毎日ケアをしてあげることが1番の近道です!
1日1回は必ずするシャンプーだからこそ拘った物を使用するのもいいのではないでしょうか!
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