- 2020/12/06
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COLUMN
コラムこんにちは!
名古屋栄の美容室SUPRAMのデザイナー迫間大輝です。
今回は最近かけたいメンズが増えてきたツイストパーマについて、詳しく分かりやすく説明していきます。
目次
ツイストパーマはピンパーマの技法を基礎としたパーマです。一定量の髪を束ねた毛束をねじり、ねじった毛束を更に巻きつけて形をつくり、その状態で固定してパーマをかけます。
「ツイスト」=「ねじる」という意味です。
指に巻ける長さ(5センチくらい)があればショートヘアでもかけることができます。
指に巻くことでカールがかかり、更にねじりによって髪の毛1本1本に細かなウェーブがかかります。ねじる毛束の量、ねじりの強さ、巻きの強さや大きさによって、カールやウェーブの大きさ・細かさが調整でき、仕上がりの印象を自由自在に変えられます。
ツイストパーマとその他のパーマの違いは3つあります!
先ほども説明しましたが、ツイストパーマはロッドを使わずにパーマをかけていくので普通のパーマより細かく作業します。
その為時間が少しかかってしまったりする場合がありますし、逆にソフトな仕上がりにしたい場合は普通のパーマよりも時間がかからなかったりします。
なので希望の仕上がりによって工程や時間が変わってくるということなんです。
画像と比較してみるとわかりやすいですね。
普通のパーマは毛先がクリンっとカールしているのに対して、ツイストパーマは根本から不規則な動きのウェーブがかかっていて、毛先はカールしていません。
毛先がカールしていると艶が出やすかったり柔らかい印象に見えます。
それに対してツイストパーマは毛先がカールせずにウェーブがランダムにかかっていることによって、クールな印象であったりラフな印象を相手に与えることができます。
ツイストパーマは普通のパーマよりもねじると言う工程が髪の毛に負担をかけてしまいます。その為普通のパーマよりもダメージしてしまうとも言えます。
ですが、普通のパーマよりも持続力があるのでツイストパーマ特有の質感を長く楽しむことが出来ます!
ツイストパーマの強さによって仕上がりも変わってきますが、ボリュームが出るstyleになり、かなりカッコいいイメージになります。
1.シャンプー・カット
2.前処理(トリートメント剤等)
3.毛束を手に取り、ねじって指に巻いてピンで止める
4.パーマ液1剤(還元剤)塗布 ※臭いがキツく頭皮がヒリつく場合があります
5.加温or自然放置 10分〜20分前後
6.ピンを一つ外しかかり具合をチェック ※ここでイメージする強さに還元できてなければ更に放置
7.中間水洗
8.パーマ液2剤を塗布(酸化剤) ※薬剤により二度付けの場合は薬剤に従います
9.ピンを外し水洗 ※トリートメントは水洗後に行う
10.完全ドライ後スタイリング
全体の流れはこうなります。
こんな人にオススメ!
ツイストパーマをかけるとその髪は大きなダメージを受けてしまうので、大きな決意と美容師との話し合いのもと行なったほうが良いです。
比較的ゆるいツイストパーマであれば、ダメージを最低限にアレンジの幅も効きます。
猫っ毛・毛量が少ない・周りと一味違うお洒落をしたい!
という方にオススメです。
ツイストパーマのスタイリングはドライのみでもツイスト感が出てボリュームが出るので
朝のスタイリングが面倒という方は絡まらないように【洗い流さないトリートメント】を濡れた状態の髪に揉み込んで空気を入れ込むようにくしゃっと乾かしていくと良いでしょう!
2020年、新しい自分に出会えるチャンスです!